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【環境トピックス】石炭火力、低効率9割削減のまやかし

 世界に逆行する原発と石炭を重視するエネルギー政策に固執する日本政府は、古い石炭火力を「10年で9割削減」する方針を打ち出した。
しかし発電能力では23割の削減とみられる。
旧型は効率が悪いから削減するだけで、新規の石炭火力は継続、さらに新規建設を認め、石炭火力をベース電源にする考えは変わりない。

日本の環境政策はずっと世界からきびしい批判を浴びている。小泉進次郎環境相の「ごまかしスピーチ」も通用しない。
日本政府はいまだに「脱炭素=原発」を推進しようとしている。日本政府はいつまで世界の流れに逆行するつもりなのか。

【7月2日 毎日新聞他】